1949-05-28 第5回国会 参議院 本会議 第37号
なるものがありまするので、その政策樹立の中枢機関として、日本銀行に政策委員会を設置し、廣く金融界、商工業界、農業界より、それぞれ代表者を選定して委員に任命し、その身分も十分保障されることになりまするのが、先程大藏委員長より御説明のあつた原案の趣旨でありまするが、從つて委員の責任は誠に重大であり、苟くも私心を差し挾んだり或いは一党一派の利害により行動したりすることは嚴に戒しめられるべきであり、眞に國家國民
なるものがありまするので、その政策樹立の中枢機関として、日本銀行に政策委員会を設置し、廣く金融界、商工業界、農業界より、それぞれ代表者を選定して委員に任命し、その身分も十分保障されることになりまするのが、先程大藏委員長より御説明のあつた原案の趣旨でありまするが、從つて委員の責任は誠に重大であり、苟くも私心を差し挾んだり或いは一党一派の利害により行動したりすることは嚴に戒しめられるべきであり、眞に國家國民
結局長い目で見て、國家國民のために、從つて農民のためにもこれがいいと政府が信じておる次第でもあり、四囲の事情もそういうふうになつておるので、どうかまげて御承認くださるようにお願いいたす次第であります。
すなわち公共の利益ということは、廣く國家國民全体の利益をさすのである。一地方の人たちの利益にあらず、あるいは株主、職員組合の從業員の利益にあらず、すなわち國全体、政党政派を超越して、八千万國民の利益であるということを考えられて、書かれたものと思います。すなわちわが國の国鉄は、昭和二十年から御承知のように年々赤字になつて衆ておる。
便法となるのではないかと思うのでおります、ということは、今日まで、この文化的な國家施設の恩恵を直接にこうむることの少なかつた山間僻地の人々が、自分の住居の近距離に、この郵便事務が開始されるので、たいへん仕合せになることであり、これは民主自由党の政策といたしまして、まことにけつこうなことであり、田島委員が先ほど申し上げた通りでありますが、民主自由党は、何も選挙対策としてこれをやるのではなく、偶然に、國家國民
そこでこれは建設省だけに限りますが、私はこれは政府の問題といたして、日本國家國民の財産であるところの公共建物の内部でも、もう少しきれいにしていただきたいということを、これに関連して希望いたすと同時に、せつかく政務次官が見えておられますから、建設省内のあの乱雑さは、何とかこの精神を織込んでいただいて、これは管理者の権限においてできると思いますから、あえて屋内廣告物法をつくる必要は全然なく、管理者の責任
たとえば從事行われておつたように、年度末になると非常に予算が余つたから、年度内に使つてしまえとか、あるいはみんなで、官吏同士でわけて使つてしまえというようなことは、かえつていけないのであつて、予算はどう組んでありましても、ほんとうに國家、國民のために大切なものはやむを得ませんけれども、節約できるだけのものは剛約するということが、むしろわれわれの仕事だと思います。
こういうときの日本の法律——たくさんのいろいろな法律が出ておりますが、その法律を解釈するということもなかなか困難だから、法律学の要求も当然でありますが、それだけではとうてい日本の將來の國家、國民を指導することはできないと思う。
こういうことに國家の警察力を発動することはできないという見識があつて初めて、國家、國民、全人民の警察力が行使されているという証明と事実があるわけです。その事実に対してお答え願いたい。その前のことを私は聞いているのではありません。
われわれが努力を傾注している目的は、日本経済の安定をもたらしますために國民の負担を軽減し、國家の生産力を回復しますために、われわれが、わが民主自由党の責任において、吉田内閣の責任において最善の道を見出したいと努力を傾注しておるのであつて、この努力を承知していながら、今その努力をはばもうとするごとき決議案を提出することは、國民の利益の美名に隠れて、みずから党利党略のために國家國民を犠牲にする行為と私は
そのときに、吉田内閣のごとき放慢政策をとる内閣が出るということは、國家國民のため不幸なりと言わざるを得ません。(拍手) 以上の失政は、そもそも内閣の組閣のときに端を発しておると考えるのであります。すなわち、取引高税撤廃は困難であると発表して、自分の党に帰るとしかられて思い直すというような、党あつて國家なき態度のごとくうかがわれる閣僚などがおるからであります。
諸君、吉田内閣の政見は、すでに皆様方に明らかな通り、もし野党の方々が吉田内閣を彈劾するとおつしやるならば、吉田内閣のなしました跡を見て、これならば國家國民のためにならないと彈劾なさるものならば、これまた理由がありますが、わずか二箇月や一箇月半、しかも重要なる三つの緊急事項を取扱つておる間に、他の政策を実行する余地のあろうなどとは、思いも至らざるところであります。
外崎千代吉君 自分は、議会政治を認め、また政党を愛し、ともに國家國民の生活を一層憂うるの余り、すなわち憂國の至情やみがたく、去る十一日の本会議において綱紀粛正の演説中、穏当を欠くの言辞ありしことは、申訳なく考えております。同時に、議長の注意を尊重し、ただちにその場において取消しをしたのであります。
○外崎千代吉君 自分は、議会政治を認め、また政党を愛し、ともに國家國民の生活を一員憂うるの余り、すなわち憂國の至情やみがたく、去る十一日の本会議において綱記粛正の演説中、穏当を欠くの言辞ありしことは、申訳なく考えております。同時に、議長の注意を尊重し、ただちにその場において取消しをしたのであります。
(拍手) それからハンセン教授云々のお話がありましたが、私はハンセン教授がどういうことを言われたか存じませんが、併し私共の考えとしては、何にしても今日はインフレーシヨンを防止する或いはインフレーシヨンに対して対策を講ずるということが、社会、國家、國民の生活を安定せしむるゆえんで、これからすべての政策は出発すべきものであつて、先ず第一、今日我々の努むべきことは、國民の生活を安定せしめる、即ちインフレーシヨン
過去の政党が、極端なこうして党派感情にとらわれまして、國家國民を忘れましたところに、政党への不信が生れ、フアツショ勢力が台頭いたして参りました事情を思い起こしまするならば、議会人として、われわれは自他ともに自粛自戒しなくてはなりませんが、そのためにこそ私は、正しい議会政治のために、一層吉田総理の態度を遺憾とするものであるのでございます。 政党は政策をもつて立ち、政策をもつて相争うのであります。
「これは公共企業体が完全國有法人でありますので、これに対し争議行爲を行うことは、延いて國家に対し脅威を及ぼすことになり、更に公共企業体が再建途上の國家経済の國民の福祉に占める重要性に鑑みまして」ということになつておりますが、國家國民の福祉に占める重要性ということになれば、電気或いは石炭、鉄といつたようなものは、先程の例をまつまでもなく、樟脳の産業などよりは遙かに重大であつて、國の死命を扼さんとしておる
御承知の通り、食糧の配給ということを担当しておる公團の職員といたしましては、國家國民全体に関する大きな仕事をしておるわけであります。
一方の手を一本怪我しても翌日は二万円金を貰うし、命を捨てるような怪我をしたら約二十万円貰うけれども、同じ國家國民のために、同じどころではない、実に涙ぐましい働きをして呉れておる未復員者並びに未帰還者に対して何らこの災害補償、保險法の適用を受けていないというようなことは、絶対民主主義の原理、平等の原理に反することは万々であつて、或る程度予算が多くなるからこれらの諸君はこれに加えなかつたということは、これは
保護さるべきは公務員全体でありますが、より以上保護さるべきは國家國民全体である。こういうように思つておる次第でございます。
けれどもその根本的な解決をはかりますためには、國語及び國民の言語生活の全般にわたりまして、科学的にして、かつ総合的に調査研究を行う比較的規模の大きい研究機関を設けることが、ぜひとも必要であると考えたのでございます三音いかえますならば、國語國字のような國家國民に最も関係の深い重大な問題に対します根本的な解決策を打立てますには、ただいま御審議願いますような研究機関によつて作製されます科学的な調査研究の結果
言換えますと、國語、國字のような國家、國民に最も関係の深い重大な問題に対する根本的な解決を策することは、どうしても相当大規模な研究機関によつて作成せられ、科学的な調査研究の基礎の上に立たなければならんと思うのであります。